米沢市議会議員
古山 ゆうき
◎議会の活動
議会や委員会での主な質問や発言をまとめました。

令和6年 3月定例会
◎予算特別委員会
新年度一般会計予算は、過去最高の440億円に。
小中学校の給食は完全無償化へ。
令和6年度の新年度一般会計予算は、新市長の下で編成される初めての予算であり、前年度比34億1000万円、8.3%の増となる過去最大規模となる440億円3000万円となりました。特に、選挙公約にも掲げられた小中学校の学校給食の完全無償化については、新年度より取り組まれ、約3億5000万円が計上され、財源としてはふるさと応援寄付金や財政調整基金の取り崩しが予定されています。学校給食の無償化はうれしいことですが、一方で財源については正直、不安要素が多いことも事実です。実際に、予算委員会では財源についての質問が多く見受けられ、当初予算に反対する会派もありました。しかし、不安要素が多いながらも、学校給食の無償化は置賜の自治体で初の試みであり、「子育てするなら、米沢市」を実現する施策の1歩目になることを期待しています。また、ふるさと応援基金についても、国の政策の転換など不確定要素は多いものの本市の農商工業のポテンシャルを考えれば、十分に期待できるものと判断しました。
新年度以降、南成中学校・給食センター等の建設が予定され、放課後児童クラブの無償化についても検討されています。既存事業の見直しを行いながらも、新産業団地の造成による企業誘致など「稼ぐ力」を引き出す施策に取り組んでいく必要があります。
◎一般質問
学校と学童の連携の強化を
学童は学校生活の延長線上にあり、学校でのトラブルを引きずることも多く、また、体調不良などの情報共有が日常的に行われていれば、事前にトラブルを防ぐこともできます。学校と学童の連携が縦割りではなく、よりスムーズに連携できるような環境づくりが必要です。
学童の無償化の前に、受け入れ体制の強化を!
現在、学童の無償化の検討がされていますが、無償化されることで、利用者が増加することが予想されます。また、現在でも学童の利用を希望しながらも利用できない児童もいます。無償化することで、待機児童が発生したり、保育の質が下がるのであれば、意味がありません。さらなる受入れ体制の強化を要望しました。
